一橋・津田塾大学陸上競技部　中長距離パート

奥多摩駅伝-学内争いはチーム4女が制す

今年は、中長女子部員も10人に増え当日も欠員なく迎えられたため、3チームでの出場となった。

コースは、3.6km-3.6km-3.9kmの３区間で、四女連合が中嶋(4)-出口(4)-今野(4)、チーム二十歳が池田(2)-高木(2)-藤井(3)、フレッシュ連合が戸田(1)-田中(1)-澤田(1)の走順で臨んだ。

まず、四女連合。1区中嶋は、序盤抑えて、宣言通り最後の坂でスパートをかけ、前を走っていた戸田と池田を抜いて学内1位、全体14位で襷をつなぐ。2区出口は、期待通りの快走で次々と抜き去り、全体順位を10位まで上げ、後輩2人を引き離した。3区今野は、出口からの勢いを落とすことなく目標であった学内1位を見事達成。結果、全体順位12位でゴール。中嶋と今野は、清々しい引退レースとなった。

続いて、チーム二十歳は、全員が去年と同じ区間を走った。1区池田は、最後の坂でスパートをかけ、前を走る戸田を抜くも、最後までそのペースを持続させることができず、中嶋に抜かれ、学内2位、全体18位で襷をつないだ。2区高木は、前を走る出口と一定の距離を保って走っていたが、2kmを過ぎたあたりから失速し、1分ほど離されてしまったが、全体順位を1つ上げ17位で襷をつなぐ。3区藤井は、序盤で澤田に抜かれた後、単独走になってしまい、思うような走りができなかった。結果、全体順位17位でゴール。

最後に、フレッシュ連合は、戸田と田中が大学での初駅伝に加えて、澤田は人生初の駅伝に挑んだ。1区戸田は、前半、学内1位で走り続け、集団を引っ張っていたが、最後の坂で池田と中嶋に抜かれてしまい、23位で襷をつなぐ。2区田中は、体調不良であまり練習を積めていなかったが、自分のペースで最後まで走りきり順位を4つ上げ、襷をつなぐ。3区澤田は、藤井から30秒、今野から1分半ほど遅れて襷を受け取ったが、序盤で藤井を抜き、今野との差を1分以上も縮めてゴール。結果、全体順位15位。

それぞれ思うことはあるだろうが、全体として収穫の多いレースとなったように思う。特に、1年生の快進撃は凄まじく、2年生3年生を脅かしており、今後が非常に楽しみである。1月14日の26大学駅伝にも、OPで2チーム出場する予定なので、これから1ヶ月、それぞれの奥多摩の反省もふまえてしっかり練習を積んでいきたい。

最後になりましたが、当日は寒い中遠くまで応援・サポートに駆けつけてくださった選手、マネージャーのみなさま、本当にありがとうございました。みなさまの応援がとても力になりました。

来年は、4年生が抜けた穴をしっかり埋めて、さらに順位を上げられるよう、残りの中長女子7人で切磋琢磨して頑張っていきます。今後とも応援よろしくお願い致します。

文責:池田彩夏