シーズン初戦、白星スタートで快調な出だし
4月8日、一橋大学グラウンドにて第26回新四大学対校陸上競技大会が開催された。
天候は曇り。気温は20度近くまで上がった。
本学からは男子対校1500mに風戸(5)、柿沼(4)、男子対校5000mに柿沼(4)、高島(2)、女子対抗800mに澤田(2)がエントリー、レースに臨んだ。
男子対校1500mから順に、レースを振り返る。
風戸が集団を引っ張り、柿沼がそれに続く形でレースがスタート。その後も危なげなく、レースを進め、当初の予想通り、風戸1位、柿沼2位のワンツーフィニッシュを果たした。
風戸、柿沼ともに本番での勝負強さが光った。2年連続のスコンク勝ちでチーム全体の士気を一気に押し上げる結果となった。
男子対校5000mのレースを振り返る。
学習院の藤村が集団を引っ張る形でレースがスタート。柿沼が2番手、高島が3番手の位置につけ、レースを進めた。集団に大きなペース変化はなく、3'05前後で安定していた。3000通過後、高島以下3名が集団から脱落、柿沼はそのまま藤村とのラスト勝負まで持ち込んだが、わずかの差で首位を逃し、2位でフィニッシュ。高島は集団から切り離された後も粘りの走りを見せ、最後は圧倒的なスパートで成蹊、学習院の2人を置き去りにし3位でフィニッシュ。
柿沼は1500mの後ということもあり調整が難しいところであったが、これまでのダブルの経験が生きたか、2本目とは感じさせないほどの安定した走りを見せた。高島は直前の正補入れ替えでの出走ではあったが、自己ベストを20秒近く更新する快走で、格上の選手をも圧倒する強さを見せた。今後の対校戦の主軸となることが期待される走りであった。
女子対校800mのレースを振り返る。
自己ベストへの意気込みを見せていた澤田、スタート直後から、先頭のすぐ後ろにつきレースを進める。残り1周の鐘をきき、先頭に出るが、力をためていた後続の選手に交わされ惜しくも2位でフィニッシュ。
目標としていた自己ベストにはわずかに届かなかったが、安定した強さを見せた。春季オープンでは自己ベストを更新し、順調に力をつけてきていることは確か、今後の成長にも注目したい。
最後に男子OP5000mを振り返る。
大倉が予選会標準を狙い、久保井が引っ張りでそれをサポート。久保井の安定したペースメイキングもあり、目標通りに予選会標準を突破。11人目の標準突破者となった。以下のメンバーは本来の走りができなかった人が目立った。3枚目の対校枠を準備するためにも、対校の選手からどんどん刺激を受け、中間層からチーム力を押し上げていきたい。
最後になりましたが、応援・サポートをしてくださった、OB・OG、他パートの皆さま、本当にありがとうございました。これからもより一層練習に励んでまいりますので、今後とも応援よろしくお願い致します。
文責:森下尚耶
男子対校1500m | 風戸5 | 3:59.18 | 1位 |
---|---|---|---|
柿沼4 | 4:03.61 | 2位 | |
男子対校5000m | 柿沼4 | 15:17.56 | 2位 |
高島2 | 15:31.90 | 3位/PB | |
女子対校800m | 澤田2 | 2:30'37 | 2位 |
男子OP5000m | 大倉2 | 16:22.82 | PB 予選会標準突破 |
久保井3 | 16:25.83 | ||
馬場(OB) | 16:30.45 | ||
松尾3 | 16:50.63 | ||
佐藤2 | 17:00.83 | ||
森下3 | 17:19.24 | ||
佐伯2 | 17:24.76 | ||
松井3 | DNF |