一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

好走ラッシュで過去最高記録樹立!!

12/3、快晴な上に暖かくとても走りやすい気候の中、第79回奥多摩渓谷駅伝競走大会が開催された。

この駅伝は、3.7km-3.6km-3.8kmの3区間で構成されている。今回は、セレクションを経て、Aチーム(笹木(1)-池田(3)-戸田(2))、Bチーム(松岡(1)-高木(3)-藤井(4))の2チームのエントリーとなり、Aチームは6位入賞、41’30”以内のゴール、Bチームは20位以内、45’00”以内のゴールを目標に掲げた。

まずはAチームから、レースを振り返る。

1区笹木は、序盤から積極的なレースを見せる。先頭集団を走り、中盤以降の上りから、1位選手との区間賞争いを見せる会心の走りで、1位と3秒差の2位で2区の池田にタスキをつなぐ。2区池田は、格上の選手に抜かれるも自分のペースを守りきり、後半の上りでラストスパートをかけ、目標タイムを大幅に更新する好走で入賞圏内である6位で3区の戸田にタスキをつなぐ。3区戸田は、序盤の下り坂で一人を抜かしてからは単独走となったが、最後までペースを保ち、そのまま5位でゴールした。

次にBチームのレースを振り返る。

人生初の駅伝でありながら1区を任された松岡は、最初から自分のペースを守った走りを見せたが、中盤以降の上りで単独走となり、少々ペースダウンしてしまった。27位で2区高木にタスキをつなぐ。2区高木は、最初は焦らずに入り中盤以降抜かすという戦略が見事にはまり、6人を抜かす快進撃を見せた。21位で3区藤井にタスキをつなぐ。3区藤井は下り坂でスピードに乗り、そのリズムを保ったまま前方の選手をうまく使い、見事5人を抜かし、16位でゴールした。

最終的に、Aチームは40’48”の5位入賞、Bチームは44’30”の16位となり、両チームとも目標達成することができた。Aチームに関しては、史上最高の記録であった、3年前に3位となった津田・一橋連合Aチームの記録(41’09”)を抜くこともでき、満足のいく結果となった。

短い期間の中、中長女子の人数が少ない中でも、工夫して距離練をほぼ全員がしっかりこなしてきたことが、今回の好走の理由だと思われる。もちろん、反省すべき点も数多くある。これから行われるトラックシーズンを締める日体長女子記録会や26大学駅伝に向けて、奥多摩駅伝に向けての練習・レースを経て見つかった自分の課題を踏まえてさらに質の高い練習を踏み、中長女子全体でさらなるレベルアップを目指していきたい。

最後になりましたが、遠くまで応援に駆けつけてくださったOB・OG、中長パート、他パートの皆様、たくさんのサポートをしてくださったマネージャーさん、本当にありがとうございました。これからも中長パート一丸となって練習に励んでまいります。今後とも応援よろしくお願い致します。

戸田 美咲

順位 チーム 記録 1区(記録/個人順位) 2区(記録/個人順位) 3区(記録/個人順位)
5位 津田塾大学A 40’48 笹木晴奈(1)(12’41/2位) 池田彩夏(3)(13’35/12位) 戸田美咲(2)(14’32/6位)
16位 津田塾大学B 44'30 松岡妙佳(1)(15’29/27位) 高木沙友里(3)(13’47/15位) 藤井万里子(4)(15’14/14位)
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