一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

女子・中距離は善戦も、長距離はふるわず..

10月20日 一橋大学グラウンドにて、第48回一橋大学・名古屋大学対校陸上競技大会、及び、第24回一橋大学・名古屋大学女子対校陸上競技大会が開催された。

本学からは男子対校800mに大倉(3)、福澤(2)、清崎(1)、男子対校1500mに大倉(3)、星(3)、清崎(1)、男子対校5000mに山口(3)、佐々木(2)、毛利(2)、女子対校1500mに笹木(2)、増渕(2)がそれぞれ出走した。

男子対校1500m
名大の1番手がスタートと同時に飛び出し3分台のペースで押していき、一橋の3人は後方でついていく。そのままの速いペースで誰も脱落することなく残り一周を迎える。残り300mを迎えたところで名大がペースアップし、星・大倉がついていけなくなり集団から離れてしまう。清﨑が最後まで粘り、2着でフィニッシュ。星も最後まで集団を追うがあと一歩及ばず5着。大倉は最後失速し6着でゴール。なお星・清﨑はPB更新の力走であった。8点獲得という戦力分析を上回る結果となった。

男子対校800m
こちらも1500mと同じく例年にない速いペースでレースが展開した。名大1・2番手少しあけて清﨑と3番手、さらに少しあけて福澤・大倉という形でレースが進んでいった。残り300mになると、先頭が落ち始め、清﨑・大倉の両名は先頭との差を詰める。しかし福澤はここで脱落。残り100mのスパート勝負で大倉が2位・清﨑が3位に入ることに成功。福澤は最後大幅にペースダウンし、集団から大きく離れて6着でゴール。事前の予想順位よりもかなり落ちてしまった。 大倉は1500からの連続出場にもかかわらずPB更新をするなど、そのタフさがみられるレースとなった。10点獲得というこちらも戦力分析結果を上回る結果となった。

男子対校5000m
前半から相手の1番手が3‘00/kmという速いペースで引っ張る展開に。一橋の3人は2000m前後できつくなり、徐々に先頭から離されていく。相手の2、3番手のペースも落ちていたが、それを拾うことが出来ず3人ともフィニッシュし、スコンク負けを喫した。完全なる力負けである。今回のレースは、予選会1週間後ということもあり、準備不足の面が多く見られた。それぞれ今の自分の状態が分かったと思うので11月、12月のレースに繋げて欲しい。

女子対校1500m
増渕が飛び出し後ろ3人で追う展開。途中、引っ張りが笹木に替わり津田二人で名大を引き離す。ラスト笹木がスパートをかけて1着、増渕もUBを出して2着、スコンクを見事達成した。

次にOP種目を振り返る。

OP男子5000m
1組目には、上野(4)、森下(4)、大倉(3)、田中(2)、清水(2)、寺田(1)が出走。3’10/km前後の安定したペースのままレースは展開し、田中がUB、上野が15分台のPB、寺田も15分台目前となるUBでそれぞれフィニッシュ。他の選手も予選会1週間後という過密スケジュールであったが、我慢の走りを見せてくれた。
2組目には、松尾(4)、山中(3)が出走。この2人は予選会に出走できなかった2人だが、山中がPBに迫るタイムでフィニッシュし、来年の予選会に向けての良いスタートとなった。また、上野、森下、松尾の4年生3人は今回が引退レースとなった。納得のいく記録ではなかったかもしれないが、3人とも4年間の想いを走りで体現してくれた。

OP女子1500m
池田(4)、戸田(3)、松岡(2)、牧(1)が出走。池田はラストレースで力を出しきった。戸田、松岡は振るわず。1年の牧はハイスピードの入りについていき大幅PB更新、歴代2位の記録を出した。

OP男子800m
星・池永(2)が出走。両名ともに2本目のレースとなり、終盤での失速が目立った。今回の走りを次に生かしてほしい。

全体として、長距離は予選会から1週間しか経っていないということもあり、準備不足や疲労が目立つ選手が多かった。逆に、中距離、及び、女子に関してはPBを大幅に更新した選手や、短い競技間隔の中で良い走りをした選手が多かった印象である。

最後になりますが、当日は応援・サポートありがとうございました。中長距離は涼しくなるこれからの時期が競技力を高める上で重要になってきます。ぜひ部員の記録ラッシュ、また、駅伝での活躍にご期待ください。

長距離:佐々木 海
中距離:福澤 元己
女子:笹木 晴奈

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