一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

中長パートは勝ち越し達成!

7月13日、一橋大学陸上競技場にて旧三商大学対校陸上競技大会が開催された。例年より気温が低く、中長距離にとっては恵まれたコンディションであった。

以下、種目ごとに振り返る

男子5000m対校

序盤からスローなペースでレースが展開し、残り4周になったあたりで山口が飛び出し、それに高島も反応。ラスト600mで高島が再度スパートをかけ1着。山口も少し遅れて2着でフィニッシュ。

男子5000mOP

佐藤(4)、山中(4)、清水(3)、毛利(3)、萱原(3)、長友(2)、福井(2)、宮本(1)、戸高(1)が出走。山中が腹痛のアクシデントに襲われて急激なペースダウンがあったものの、その他はしっかりと自分の現状の力を出しきってフィニッシュ。長友が優勝した。

男子1500m対校

一橋を含め、他校の選手も突出して強い選手がおらず、スローペースが予想された。スタートすると神戸大の2番手がスローで引き、全選手そこにつく形に。集団は細かいペースチェンジを繰り返しながらも、大きく崩れることなくラスト300m過ぎを迎えた。ここで大阪市立大の1選手がスパートをし、福澤はそれに反応。ラストまでに粘ったが、一歩及ばす2位でゴール。PB更新の力走だった。星は集団のなかでラストまで溜め、3位争いを制した。結果この種目で7点を獲得し、中距離種目では他校に勝ち越した。

男子800mOP

金川(1)・宮本力(1)は積極的な走りでそれぞれUBを更新した。しかし、練習水準からするともう少しタイムが出てもおかしくないため、8月以降の試合に期待したい。清﨑(2)はOBの引っ張りを利用し、全日本インカレの標準記録の突破を狙った。一周目を54秒で通過するハイペースも難なくつき、見事1分51秒台の好タイムでゴールし、目標を達成した。春先から試合を外さない安定感とその力強い走りを全日本インカレという大舞台で見せてほしい。

中距離全体としては、対校400mに出場した堀内(1)を含めPB・UBが多数でるなど、好調が続いている。ここから夏合宿や鍛錬機を経て、東大戦や全日本インカレに向けて精進していきたい。

女子1500mOP

津田塾からは笹木(3)、関(3)、増渕(3)、牧(2)の4名が出走した。このレースは東大戦の選考レースを兼ねている。上位三名レベルが拮抗していたため、最後まで誰が勝ってもおかしくない展開となった。スタート直後、増渕が先頭集団(74)、笹木・牧が第2集団(76)で飛びだし、津田勢にとって速い入り。しかしそのまま大きく落ちることなく1200mを通過。ラスト200mあたりから笹木・牧が追い上げ、ラスト100mで笹木が増渕を抜かし津田内トップ総合3着、次に増渕、一人挟んで牧と2秒間隔でゴール。これより笹木・増渕が東大戦の対校選手に決定(補欠:牧)。3人とも4分台で、かなりレベルの高いレースとなった。関は今回も地味にPBを更新した。

 

中長女子は三商で1500mを締めくくり、これからは関東女子駅伝に向けて5000mの練習に全体で本格的に取り組む。しかし故障者もいるので休養とのバランスに気をつけたい。

文責:佐々木海、福澤元己、笹木晴奈

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