一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

シーズン初戦 成長と課題が明確に

4月14日、一橋大学グラウンドにて第29回新四大学対校戦が開催された。

本学からは男子対校1500mに大倉(4)、清崎(2)、5000mに清水(3)、毛利(3)、女子800mに谷(2)がエントリーした。

男子対校1500mから振り返る。

学習院の強い選手がスタート同時に飛び出し、大倉と清﨑が少し距離を空けて追う展開となった。しかし差は中々縮まらず、残り二周を過ぎたあたりで後ろを走っていた選手に大倉が抜かれ、5位に後退。清﨑は残り300mからスパートし、危なげなく2着でゴール。大倉も最後の100mの追い込みで、4位になんとか滑り込んだ。清﨑は実力通りの走りをみせ、大倉も就活が忙しい中、最低限の走りができたと思われる。

対校は体調不良者などが続出し、全員がベストな状態で走ることができなかった。この時期は体調管理が難しい時期でもあるが、それは他チームも同じ。ぜひ今回の経験来シーズンにつなげてほしい。

続いて男子OP1500mを振り返る。

中長コーチの風戸さんが4分フラットで引っ張るとのことだったので、星と福澤は付いてくことに。星は1200mまで64のペースについていきラスト失速したが、自己ベストでゴール。福澤は600過ぎで集団から離れてしまったが、その後粘りギリギリPBでレースを終えた。

中距離男子は全員1500mに出走し、それぞれが収穫と課題が見つかったレースになったと思われる。今後はその課題を払拭するべく練習に取り組み、5月以降の対抗戦でより強い相手を倒せるようにしたい。

続いて女子800mを振り返る。

3名のみの出場となったこの種目で、谷は学習院の2選手を追いかけ、レースを進めたが、200m以降は完全な単独走となった。風の影響もあり、後半はピッチが落ち失速してしまった。谷は留学帰国以降あまり調子は上がってきていないが、練習量は詰めているので今後の試合に期待したい。

次に男子対校5000mを振り返る。

序盤はペースが少し速かったものの、徐々に落ち着き3000m通過は9分半前後。清水、毛利にとっては絶好の通過タイムだったが、毛利が集団から脱落。清水は残り1000mあたりまでは先頭集団についていたものの、ラストのペースアップに対応できず4位。毛利は最下位争いをしていたが残り300mからのスパートで最下位を免れ5位。二人とも満足のできない結果であった。

次にOP10000mを振り返る。

本学からは、山中、山口、佐藤、河野、萱原、長友が出場。萱原は3‘20ペースで押し続けた。山口は終始山中の引っ張りをし、ほぼ設定どおりのタイム。佐藤は怪我明けを感じさせない走りをした。逆に、河野と長友は不完全燃焼の結果になった。

最後になりますが、当日は応援等ありがとうございました。今後とも精進してまいりますので、引き続き応援よろしくお願いします。

文責:中長パートチーフ 佐々木海

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