一橋・津田塾大学陸上競技部 中長距離パート

過酷な環境で予選会の厳しさを痛感

10月26日、箱根駅伝予選会が行われた。 天候は晴れ。日差しも強くハーフマラソンを走るには過酷なコンディションであった。 出走選手は以下の12名。                      4年 高島、山口、大倉、佐藤                  3年 佐々木、萱原、清水、田中、毛利              2年 寺田、長友、福井。

着順でレースを振り返る。

チーム1番手でゴールしたのは山口(4)。 前半抑えて後半上げるという山口らしいレースを展開した。直前に体調を崩したことを感じさせない素晴らしい走りだった。

2番手は高島(4)。 公園内に入ってからは苦しい走りとなったが、前半の貯金でなんとか走りきった。去年この大会を走れなかった悔しさを晴らす走りだった。

3番手は佐々木(3)。 前半から積極的に走ったものの、後半は軽い脱水状態にもなり苦しい走りに。納得の走りではなかったが、今シーズン怪我で走れなかった期間を考えると最低限の走りだった。

4番手は寺田(2)。 後半に落ちてきた選手を徐々に拾ってく走りで見事チーム4番手。去年はチーム10番手という結果だったが、今年はチームの中心選手としての役割を果たした。

5番手は大倉(4)。 後半粘る走りを見せた。中距離からのコンバートに若干苦戦する時期もあったが、最後はきっちり自分の走りをした。

6番手は佐藤(4)。 終始クレバーな走りで堅実に走りきった。春先に怪我でやや出遅れたものの、それ以降は継続して練習が出来ており、その成果をきっちり出せた印象。やはり練習ができている選手は強いことを感じさせてくれる走りだった。

7番手は長友(2)。 前半果敢に突っ込んだせいか、後半は苦しい走りだった。去年と比べて遥かに成長した走りだった。これからは新中長チーフとして、チームを引っ張ってもらいたい。

8番手は田中(3)。 去年は当日にうまく調子が合わせられず、悔しい思いをした選手。今年も直前まであまり調子が良くなくどうかと思われたが、最低限の走りをした。来年は最高学年としてきっちりピーキングをしてもらいたい。

9番手は萱原(3)。 前半から思ったようにペースが上がらず、苦しい走りに。去年はスタート直後の転倒というアクシデントにより不完全燃焼となったが、今年は全くもって自分の走りができなかった印象。来年は最後の予選会になるので完全燃焼してもらいたい。

10番手は福井(1)。 走力的にはチーム内12番手だったが、意地で10番手で帰ってきた。競歩との両立に悩む時期もあったが、無事力を出し切った。来年は歩きだけでなく、走りでも更なるレベルアップをして欲しい。

11番手は清水(3)。 直前までの調子の悪さが如実に出てしまった。暑さに弱い清水にとっては過酷なコンディションであったが、来年の予選会も暑くなる可能性はあるのでうまく対策してもらいたい。

12番手は毛利(3)。 2週間ほど前に発熱した影響がもろに出てしまったか、最後はフラフラになりながらフィニッシュ。チーム内での力も上位なはずなので、来年は最高学年としてチームを引っ張る走りをして欲しい。

一橋大学としては、「上位10人の合計タイムが11時間55分」というのを目標にしていたのですが、それよりも約10分遅れる結果になってしまいました。実力を十分に出し切った選手もほとんどおらず、ハーフマラソンの難しさを改めて感じた大会となりました。 チームの中核を担っていた4年生が抜け、来年はさらに厳しい戦いが予想されますが、チーム力で乗り切っていきたいところです。 まずは予選会の出場権を獲得するために冬の記録会シーズンを頑張っていきます。

最後になりますが、 当日は朝早くから応援・サポート等ありがとうございました。今までで一番多くの方に応援された予選会だったのではないかと思います。非常に力になりました。来年以降も、是非応援よろしくお願いします。

文責 佐々木海

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